2010年1月27日水曜日

おまちうけ別時念仏会



25日、大本山増上寺の本堂でお念仏会が開かれました。
今回は、浄土宗の開祖である法然上人の八百年大遠忌の記念事業として行われるお念仏会です。
増上寺と浅草の源空寺を双方向で結び、インターネット上で会場に来られない檀信徒様や一般のお客様へ向けてライブ配信を行いました。

お念仏会は午後2時よりスタートしました。
お線香の煙が立ちこめる堂内は、ひたすらお念仏の嵐・嵐です。

本堂には、法然上人の御像があります。
法然さんの人生は壮絶で苦悩の連続でした。

人間に悩みは尽きません。 悩み事が無い人って多分いないと思いますが、ずっと考え続けてしまうときりがありません。

ライブ配信のモニタをチェックしながら、ふと先週の金曜日に同業の方と元住吉の居酒屋で飲んだことを思い出しました。

その方は、「昔は欲しいものがあったんだけど、今はもうなくなった。最近は生活の小さなこと一つ一つ、ささいなことでも感謝できるようになった」
と言っていたのですが、それを聞いて自分もこれといって欲しい物が無いし、散歩するだけでも新しい発見ができて楽しいと思えるので「同感ですよ」と答えると、うっかり鼻水が出てきて、焼き鳥に届く勢いだったのであわててすすりました。(花粉症かな)

生きている限り、確かに悩みは消えないけれど、今与えられている幸せに、感謝することを忘れてはいけない。法然さんがそう言っているような気がしました。

お念仏会は午後8時に無事終了しました。


2010年1月20日水曜日

facebook


ここ最近、日本でも海外製WEBサービスが浸透しています。
特につぶやきブログ「twitter」は大人気ですね!
そんな中、海外で人気を二分するのが「facebook」です。

facebookは、簡単に言うとSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)で
mixiの世界版みたいなものです。日本ではmixiが人気なのでマイナーですが、これから広がりそうな予感です。

facebookを少し使ってみたところ、mixiと比べてみて利点がなんとなくわかりました。
(間違っていたらすみません)

1.履歴が残らない
mixiでは、他人の日記等を読んだりすると足跡が残るようになっていて、 誰が訪れたのかを確認する事ができますが、facebookはその機能は無さそうです。
その為、気楽に人のページを読めます。

2.メールアカウント連動機能がある
Gmail等の対応メールサービスを使っている場合、 アドレス帳からfacebook登録ユーザーを検索することができます。
(僕の知り合いがユーザー登録していたのを発見しました)。

3.アプリケーション機能が充実
facebookでは、自分のページにアプリケーションを追加してカスタマイズが可能です。
mixiにも、「mixiアプリ」というものがあるらしいですが(僕が使っている頃は無かった) ゲームなどが中心のようです。

4.海外の有名人や著名人が多数いる
facebookには海外の有名人が多数登録しています。
もしかしたらお友達になれるかもしれません。

5.実名公開
facebookは、基本的に実名登録となっています。
架空の名前ではないので、facebookのつながりを生かして実社会でも、みんなで趣味やボランティア活動ができると思います。
また実名ということで、セキュリティ設定の項目も豊富です。

僕はマメではないので、mixiにおいてはコメントを書くのも返信するのも苦手で、ドロップアウトしてしまいましたが(笑)、facebookはtwitterと似たところがあるので、僕にも続けられるかもしれません。 今後に期待しつつ、もう少し使い続けてみようと思います。

アプリケーションの作成にも興味があるので、作った際はまたお知らせします。

2010年1月6日水曜日

お墓参り



あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

3日は、スタッフで初詣とお墓参りへ行ってきました。
バケツの水を替えて、一同黙々とお墓の掃除をしていると
「いいですねぇ、お墓を綺麗に洗ってあげて。ご先祖さんがとても喜んでいますよ」
振り向くと、70代ぐらいのおじいさんが笑顔で立っていました。

(以下、おじいさん「お」 スタッフ「ス」で)

ス「ご先祖ではないんですが・・・。でも喜んでくれるといいですね」

お「ここのお墓はね、無縁仏さんも結構いるんですよ。 お正月なのに、こっちもあっちのお墓もお花が無いなぁ・・・。誰も来てくれないのはさびしいね」

ス「確かにさびしいことですね」

お「ここはね、元禄時代からあるお墓なんですよ。戊辰戦争の時に戦った新撰組の武士の墓も残っているんです」

ス「はぁ・・・。全然知りませんでした」

お「こうやってお墓参りをすることは大切ですよ。皆さんだってお墓を掃除してあげると、さっぱりした気持ちになるでしょう!」

ス「さっぱりしますね」

陽の光を背後に、お墓参りや墓地の歴史を楽しそうに語るおじいさんを見て、多分、このお寺の住職さんだと思い、しばし手を休めてお話を聞きました。
しかし、それにしてもよくしゃべる住職さんだ。

15分ぐらいお話をしていると、「お父さん~こっちよ~」と声がして、おじいさんは住職ではなく、お墓参りに来ていた人だったことがわかりました。
「はいはい。それでは失礼しますね」とご挨拶されて、ご先祖のお墓へ戻られました。

今の時代、自分から人に話しかけることは勇気とエネルギーが要りますが、それが自然にできちゃうおじいさんは、何かカッコ良かったです。