先日「風」の表現方法としてドライアイスを使いました。
風は目には見えませんが、目に見えないものをどう表現するか、あれこれ考えることはもの作りの面白いところです。
そこで大量のドライアイスを水槽に入れ、一気に溢れてくる冷気を風に見立てて撮影しようとしたわけです。
冷気を黒ケント紙に伝わるように流しつつ、様々な角度から撮りました。
撮影した映像はAfter Effectsのエフェクトと合成しました。
After Effectsなどのソフトには様々なエフェクト機能が備わっていて、どれも使ってみたくなります。
(エフェクトのクォリティ自体は非常に素晴らしいものがあります)
僕が最初に使っていた頃は、ビジュアルだけに惑わされてしまい、どれも試したくなってあれこれ使い、逆にチープな映像になったことがあります。
Adobeの人が作成した優秀な技術を、まるで自分の技術かのように披露しているような映像は見るに堪えないものです。
手作り感+エフェクトによって、風の映像化(風が見えたら多分こんな感じ?)が出来ました。