2009年10月28日水曜日

F1

  (C) Kelvin Wong


僕はF1が好きで毎戦欠かさず観ているのですが、今シーズンは混戦でかなり面白いです。

今年からレギュレーション(規定)が大きく変わった為、今まで上位に入れなかったチームや新規参戦のチームが健闘していますが、中でもブラウンGPの躍進が凄まじいです。

ブラウンGPは開幕から快進撃を続け、ついに先日のブラジルグランプリで、ジェンソン・バトン(バトンは道端ジェシカと交際中ですね)のドライバーズタイトルとチームのコンストラクタータイトルを獲得しました。ホンダが撤退し、一時はチームの存続すら危ぶまれたというのに。今回のマシンもすごいですが、バトンもすごいです。

F1のスポンサーには大手半導体メーカーのIntelや、AMDが参加していますが、F1はITと深いつながりがあります。
F1はマシンにコンピュータが積まれていて、ピットとの間で様々な通信をしています。
ピットにはサーバーやパソコンが有り、それらの情報をリアルタイムに分析していて、ピットから遠隔で電気系のセッティングを一部変えたり、レース戦略として燃料の計算や、高精度な天気の予測等にも活躍しています。
今後も様々な新技術が登場してくるので注目したいと思います。

2009年10月21日水曜日

zabbix



オープンソースでサーバーを監視できるソフトが増えています。
(日本だとnagiosがスタンダードですね)

今回はサーバー監視ソフトzabbixをご紹介します。
zabbixは、サーバーやPCのCPU負荷からネットワーク帯域等の死活監視が可能で、条件に応じて管理者に伝達する機能が付いています。

監視するサーバー側にもソフトを入れる手間はありますが、サーバの状況をグラフや詳細なレポートで出してくれるので、直感的に全体を監視できるし(描写も高速です)。
設定をwebインターフェイス上で行えるのも便利なところです。

以下はWindowsのcpu負荷を監視する際の流れです。

監視対象にエージェントソフトをインストール


ダウンロード
まず、日本語アンオフィシャルサポートサイトよりエージェントソフトをダウンロード 
(ページ上部の「Download」タブを押します)

続いて、Windows版エージェントをダウンロードします。

インストール

ダウンロードが完了したらインストールをします。
上記画面の様に、ZABBIXサーバーのホスト名等を聞かれるので入力します。

設定

インストール後、標準ではシステムドライブのProgramFilesの中にzabbix agentという
フォルダが作成され、その中に「zabbix_agentd.conf」というファイルが入っています。
これが設定ファイルですので、適宜設定しましょう。

必要な設定項目は下記部分です。


# This is config file for zabbix_agentd
# To get more information about ZABBIX, go http://www.zabbix.com
#

############ GENERAL PARAMETERS #################

# List of comma delimited IP addresses (or hostnames) of ZABBIX servers.
# No spaces allowed. First entry is used for sending active checks.
# Note that hostnames must resolve hostname->IP address and
# IP address->hostname.

Server=サーバのホスト名

# Server port for sending active checks

ServerPort=サーバーのポート番号(標準は10051)

# Unique hostname. Required for active checks.

Hostname=このマシンのホスト名

# Listen port. Default is 10050

ListenPort=待ちうけポート番号(標準は10050)

# IP address to bind agent
# If missing, bind to all available IPs

ListenIP=待ちうけIPアドレス(サーバー側でのIP設定と同じ値にする必要アリ)



サーバー側の設定
エージェントの設定が完了したら、サーバの設定に入ります。
下記サイト等で詳しく掲載されていますのでご参考ください。



webインターフェイスで監視対象の登録

サーバー側の設定は、基本的にWEBインターフェイス上で行います。
上記画面を参考に設定して下さい。

監視データの閲覧
設定が終了したら、数分で監視データの収集が始まります。
最新の監視データは、上部タブ[監視データ]→[最新データ]より閲覧可能です。

ある程度、データの蓄積があるとグラフで閲覧するのも便利です。

大体の簡単な流れはこのような感じとなります。
僕は便利なソフトだと思います。
サーバー監視ソフトをお探しの方は是非お試し下さい。

2009年10月7日水曜日

海外のWEBデザイン

リアルストリームのホームページでは、サービス内容を載せていませんが、お客様からのご依頼で、たまにホームページの制作をすることがあります。

僕はホームページ制作をする際、海外のWEBデザインをよく参考にします。
海外かぶれなので(笑)、単純にデザインや質感が自分の感性にピタッとくるのです。
なので、参考になりそうなところは取り入れて工夫するようにしています。
日本のサイトはわかりやすいし洗練されていますが、少し実務的な感じがするというか、皆さんはどう思われますか。

「文化や伝統が違うからじゃないの?」まぁ、確かにそうです。

これまで海外のWEBデザインをたくさん見てきたつもりですが、どこが日本とどう違うのか、考えたところ3つ出てきました。

<1 色彩感覚>
日本人と欧米人とでは、見えている色が多少異なるそうで、(専門的な話はよくわかりません)
視覚で感じる明るさが、日本人より明るいのだそうです。
だから日本人の僕から見ると、鮮やかに見えるのでしょうか。

<2 フォント>
もともとコンピュータのOSは海外で開発された物です。
その為、標準搭載されているフォントは英字が充実しています。
品質自体も日本語のフォントより高品質です。
日本語フォントも高品質なものが沢山ありますが、OS標準ではないので、画像にして使うしかありません。テキスト要素を画像にすると、読み込みが重くなる・テキスト選択ができない・SEO上も不利ということであまりおすすめできません。

<3 センス>
これを言ってしまえばそれまでなのですが、根本的にセンスが違います。
色使いやレイアウトが斬新というか、やはり国の伝統、文化の違いでしょうか。

日本には日本の良さ、欧米には欧米の良さがありますが、海外の斬新なデザインにインスパイアされて、しかしそうは思っていても、いざ作ってみると「日本っぽい」サイトになってしまう訳で(・。・)
やはり日本の文化で育った僕は、日本的なデザインになるのでしょう。