- 本家オフィシャルサイト(英語):http://www.zabbix.com/
- 日本語アンオフィシャルサポートサイト:http://www.zabbix.jp/
オープンソースでサーバーを監視できるソフトが増えています。
(日本だとnagiosがスタンダードですね)
今回はサーバー監視ソフトzabbixをご紹介します。
zabbixは、サーバーやPCのCPU負荷からネットワーク帯域等の死活監視が可能で、条件に応じて管理者に伝達する機能が付いています。
監視するサーバー側にもソフトを入れる手間はありますが、サーバの状況をグラフや詳細なレポートで出してくれるので、直感的に全体を監視できるし(描写も高速です)。
設定をwebインターフェイス上で行えるのも便利なところです。
以下はWindowsのcpu負荷を監視する際の流れです。
監視対象にエージェントソフトをインストール
ダウンロード
まず、日本語アンオフィシャルサポートサイトよりエージェントソフトをダウンロード
(ページ上部の「Download」タブを押します)
続いて、Windows版エージェントをダウンロードします。
インストール
ダウンロードが完了したらインストールをします。
上記画面の様に、ZABBIXサーバーのホスト名等を聞かれるので入力します。
設定
インストール後、標準ではシステムドライブのProgramFilesの中にzabbix agentという
フォルダが作成され、その中に「zabbix_agentd.conf」というファイルが入っています。
これが設定ファイルですので、適宜設定しましょう。
必要な設定項目は下記部分です。
# This is config file for zabbix_agentd # To get more information about ZABBIX, go http://www.zabbix.com # ############ GENERAL PARAMETERS ################# # List of comma delimited IP addresses (or hostnames) of ZABBIX servers. # No spaces allowed. First entry is used for sending active checks. # Note that hostnames must resolve hostname->IP address and # IP address->hostname. Server=サーバのホスト名 # Server port for sending active checks ServerPort=サーバーのポート番号(標準は10051) # Unique hostname. Required for active checks. Hostname=このマシンのホスト名 # Listen port. Default is 10050 ListenPort=待ちうけポート番号(標準は10050) # IP address to bind agent # If missing, bind to all available IPs ListenIP=待ちうけIPアドレス(サーバー側でのIP設定と同じ値にする必要アリ)
サーバー側の設定
エージェントの設定が完了したら、サーバの設定に入ります。
下記サイト等で詳しく掲載されていますのでご参考ください。
- ThinkIT 統合監視ツールZABBIX事始め
http://www.thinkit.co.jp/free/article/0611/19/1/ - @IT ZABBIXのインストール
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/zabbix02/zabbix02a.html
webインターフェイスで監視対象の登録
サーバー側の設定は、基本的にWEBインターフェイス上で行います。
上記画面を参考に設定して下さい。
監視データの閲覧
設定が終了したら、数分で監視データの収集が始まります。
最新の監視データは、上部タブ[監視データ]→[最新データ]より閲覧可能です。
ある程度、データの蓄積があるとグラフで閲覧するのも便利です。
大体の簡単な流れはこのような感じとなります。
僕は便利なソフトだと思います。
サーバー監視ソフトをお探しの方は是非お試し下さい。