2009年6月10日水曜日

ビットレート

動画を撮影・編集して、さぁストリーミング配信!!
でもその前に、映像や音声をエンコード(圧縮)するという作業があります。

その際に必ず出てくる設定が「ビットレート」です。

ビットレートは[bps]という単位で、1秒間にどの位の情報量が入っているか?という意味で、例えばビットレートが8Mbpsの場合、1秒間の情報量(帯域)は8Mビットです。

情報量が多い=高画質/高音質ということになります。

高画質の動画はきれいですが、情報量が多いとそれを視聴する方々のインターネット回線速度や、パソコンの性能によっては操作が重くなってしまい、快適に動画を見ることができません。

たくさんの人に動画を見てもらうには、視聴者の環境に合わせた設定も必要です。

例えば大手サイトでは、非常に多くの視聴者を対象としているため、的確な標準値で配信しています。

主要な映像配信サイトのビットレートは下記の様になっています。


Youtube

  • mpeg4(画面サイズ:640×480)
  • 2Mbps以内

ニコニコ動画

  • H.264 FLV(画面サイズ:512×384)
  • 600kbps(一般会員)

Yahoo動画

  • WMV(画面サイズ:640×480)
  • 750kbps ~ 1.5Mbps

Gyao

  • WMV (画面サイズ:640×480)
  • 750kbps
画面サイズを見ると、小さい場合はビットレートが300~600Kbps
大きい場合は750K~ となっていますね。

ちなみに画面サイズは下記の画像を参考にしてください。(クリックで拡大)



その他にも映像の動きの多さ、複雑さなどによってビットレートを変える必要性がありますが
上記のビットレートを参考にエンコードするのがおすすめです。