でもその前に、映像や音声をエンコード(圧縮)するという作業があります。
その際に必ず出てくる設定が「ビットレート」です。
ビットレートは[bps]という単位で、1秒間にどの位の情報量が入っているか?という意味で、例えばビットレートが8Mbpsの場合、1秒間の情報量(帯域)は8Mビットです。
情報量が多い=高画質/高音質ということになります。
高画質の動画はきれいですが、情報量が多いとそれを視聴する方々のインターネット回線速度や、パソコンの性能によっては操作が重くなってしまい、快適に動画を見ることができません。
たくさんの人に動画を見てもらうには、視聴者の環境に合わせた設定も必要です。
例えば大手サイトでは、非常に多くの視聴者を対象としているため、的確な標準値で配信しています。
主要な映像配信サイトのビットレートは下記の様になっています。
Youtube
- mpeg4(画面サイズ:640×480)
- 2Mbps以内
ニコニコ動画
- H.264 FLV(画面サイズ:512×384)
- 600kbps(一般会員)
Yahoo動画
- WMV(画面サイズ:640×480)
- 750kbps ~ 1.5Mbps
Gyao
- WMV (画面サイズ:640×480)
- 750kbps
大きい場合は750K~ となっていますね。
ちなみに画面サイズは下記の画像を参考にしてください。(クリックで拡大)
その他にも映像の動きの多さ、複雑さなどによってビットレートを変える必要性がありますが
上記のビットレートを参考にエンコードするのがおすすめです。