2010年5月12日水曜日

撮影スケジュール

皆さんこんにちは。
今日は撮影スケジュールについてのお話です。

僕には映画監督志望の後輩がいます。
以前、自主映画の撮影スケジュールを見せてもらったところ、そのスケジュールたるや…。
「え?これだけの撮影分を、たった3日でやるの…!?」とギョっとしたことがありました。


(以下、後輩「後」 僕「ぼ」で)

後「でも今回は短編ですし、撮影はなるべく早く済ませたいんですよ」

ぼ「素材なんだから、撮影はある程度時間を取ったほうがいいと思うよ」

後「いやいや平気ですよ。 1カット1カットが短いのが多いし、そんなに時間はかからないです」

ぼ「撮影スケジュールは、慣れないうちはタイトにすべきじゃないよ」

僕は学生時代の映画制作で、無理なスケジュールを組んでいたことがありました。
まさに後輩と同じ考えで、撮影を甘く見ていたせいで痛い目に遭いました。

当時の失敗は次のようなものでした。

・朝の自然光を使うはずだったが、リハーサルや芝居のリテイクが重なってしまい日の光が変わってしまった。

・1日の撮影量が多いため、スタッフ全員が焦っていた。
ラストは時間との戦いになり、リテイクをほとんどせずに撮影してしまった。
後でチェックすると、カメラの揺れがひどかったり余計なものが映っていた。

・途中から天気が崩れ、屋外の撮影が中止になった (なのに予備日は押さえていなかった)

などなど…。

それを機に、僕は撮影スケジュールを重要視するようになりました。
よほどのことがない限り、スケジュールはタイトに組まない方がいいと思います。

機材の準備から移動時間、先ほども言ったようなリテイクがあると時間は延びていきます。 

「1カットが短いなら撮影時間も短くて済むのでは?」と考えがちですが、例え数秒のカットでもその撮影だけに1時間以上かかってしまうこともあるのです。

撮影スケジュールは、最初から時間が押すことを予測して余裕を持ったスケジュールを組むことをおすすめします。