2010年6月30日水曜日

結婚式の撮影


ワールドカップ、結果は残念でしたがメンバー全員が全身全霊で戦っていました。
本当にいい試合だったと思います。 日本の誇りです。

さて、今回は結婚式の撮影についてお話します。

最近の結婚式会場は、窓を設けて自然光を取り入れるところが増えています。
そのため、撮影をしていると窓付近の被写体が青くなる事がよくあります。

これは「色温度」の違いによって発生するものです。

会場の照明が色温度の低い白熱灯がメインなのに対し、日光は色温度が高い為、カメラのホワイトバランスが揃わなくなって起こってしまう現象なのです。

その場合、色温度設定を会場内用に固定させたまま、窓際付近はなるべく映さないようにするとか、もしくはメインの被写体は新郎新婦と割り切るとか、回避する方法はいくつかあります。
結婚式の撮影は撮り直しが出来ないしシビアなので、その切り替えを対処してくれる人と「仕方無い」と割り切る人に分かれるようです。

挙式本番中など照明機材を使えない場合での解決策としては、窓際付近を大きく映す時にカメラの色温度設定をその都度上げるしかないと思います。

結局、担当するカメラマンの解釈や考え方の違いでのチョイスになってくるのかもしれません。