2010年8月4日水曜日

ドラムの打ち込み(4つ打ち編)

久々に音楽ネタ「DTM」について書こうと思います。

DTMは最近のブームで興味を持つ人は多いのですが、いかんせん敷居が高く、途中で挫折してしまう人が多いようです。恐らく原因は、音楽的な知識面が大きいと思います。
各楽器パートを作っていく際にはセンスが要りますが、重要なのはその楽器に対する基礎知識です。

音楽を構成する上で、最も基本的かつ重要なものにリズムが挙げられます。
現代音楽でリズムを司る楽器といえばドラムスですが、今回はDTMを使ったドラムスの簡単な打ち込みをご紹介していきます。

ドラムスのリズムの基本は、バスドラム、スネアドラム、ハイハットシンバルの三つで構成されます。

まず初回は4つ打ちについてです。
4つ打ちとは、最近流行しているエレクトロ、テクノ、ハウス等のダンスミュージックで多く用いられるリズムパターンで、バスドラムを1小節に均等に4回打つので「4つ打ち」と言います。
このような感じです。
<サンプル>
1.バスドラム
それでは最初にバスドラムから打ち込みます。1拍ずつバスドラムを入れていきます。


<サンプル>


2.ハイハット(クローズ)
次にハイハットを八分音符で打ち込みます。
サンプルでは1拍目と2拍目の間に少し弱めたハイハットが入っていますが、これにより多少ノリがでるような気がします。






<サンプル>


3.ハイハット(オープン)
ハイハットにはクローズとオープンがあります。タイト感を出すため通常はクローズを使いますが、アクセントを付ける際にはオープンを使います。
今回はバスドラムの裏拍(バスドラムとバスドラムの間)をオープンにしてみます。



<サンプル>

4.スネアドラム
最後に2拍目、4拍目にスネアドラムを入れます。
これで大まかな4つ打ちリズムは完成です。



<サンプル>


5.パーカッション
通常ダンスミュージックでは、基本の4つ打ちに加えパーカッションを用いてリズムを作ることが多いです。
自分なりのアレンジでリズムを作ってみると楽しいです。


<サンプル>


6.まとめ
ダンスミュージックでの4つ打ちではバスドラムの音が大変重要です。
作る際は、ここの音色にこだわって音作りをすると良いと思います。

最後に今回使ったリズムパターンを用いて曲を作りました。
参考にしてくれたら感激です。


<サンプル>

次回は8ビートの打ち込み方についてご紹介できたらと思います。
それでは ノシ