先日、東京・芝公園の大本山増上寺で、ライブ中継の仕事がありました。
「東京の中心で、仏の名を呼ぶ ~24時間不断念仏会~ 」というイベントです。
増上寺の光摂殿を拠点に、フランスのパリ、ハワイのハレイワとコロア、オーストラリアのブリスベン、仙台、京都のお寺を中継で繋ぎ、念仏を24時間唱え続けるというイベントです。
このライブ中継を担当させていただくのも今年で3回目ですが、参加する方が増えているので、念仏の輪は徐々に広がっているようです。
念仏を唱えるというのは、自分自身の心にトリートメントをするのと同じだそうです。
何かと忙しく、ストレスが溜まりがちな日常生活を送っている人は、リセットを兼ねて自分の心からの声を聞いてみるのも良いかもしれません。
ですが…、自分も念仏を唱えようとしたところ、何故か声が出ず思うように唱えられませんでした。
なんか照れてしまったというか・・・。なので心の中で唱えました。
念仏会の間は、ずっとお線香を焚いていて、皆さんが木魚を叩きながら念仏を唱えているんですが、木魚の音と念仏を唱える声がひとつの曲の様に聞こえ、僕は軽いトランス状態になりました。(笑)
パリとの中継では、パリと日本の念仏のリズム感がずっとシンクロしていたので、これにはちょっと
感動しました。
なかなか興味深いイベントです。