2010年3月17日水曜日

コーデック


皆さんは動画の再生・エンコードをする際に、「コーデック」という用語を目にしたことはないでしょうか?
今回はそのコーデックについてご紹介します。

メディアファイルと呼ばれるものは、ほとんどファイルのサイズを少なくするため圧縮を行っています。
その圧縮(エンコード=符号化)をする際に用いられるアルゴリズムや、圧縮されたものを再生(デコード=複合)するものをコーデックと呼びます。

代表的なものでは、映像MPEG1/2/4,WMV7/9,H.264,DivX,Xvid。
音声ではmp3(mpeglayer3)やaac等があります。
ちなみに静止画でよく目にするjpeg,gifもコーデックです。

ネット上でよく「ダウンロードした動画が再生できないんだけど!」といったトラブルがあります。
しかし大体はパソコンにコーデック(もしくはスプリッタ)がインストールされていない為に起こる問題です。

コーデックにはそれぞれ圧縮方法が違うため、画質/音質に差があります。

SDカードでハイビジョン動画を撮れるビデオカメラ(AVCHDカメラ)が出ていますが、これらはH.264コーデックを採用しています。ストリーミングの分野ではFlashでも使用できるようになりWindows系でもSilverlight3以降は採用されています。
H.264は圧縮率が非常に高い為、高画質でも小さいファイルサイズで作成できますが、再生時の負荷が高いので古いパソコンから再生する場合などは重たくなるみたいです。


現在様々なコーデックがリリースされていますが、なるべく統一されてほしいです。